染谷将太の性格はつまらない?演技力の高さの意外な秘密!
ミステリアスな雰囲気が漂う俳優・染谷将太。
22歳ながら、映画界の鬼才・園子温を驚かせた実力派俳優です。
役の種類がとにかく幅広くて、テレビの前で出演している作品を見る度に「染谷くんの性格ってよくわからない。」と思うのです。
あなたもそう思いませんか?
というわけで、知られざる性格にも迫っていきます!
スポンサードリンク
役者ガリ勉タイプ
演技をさせたら周りの俳優仲間から「何かが乗り移ってるでしょ。」なんて言われることがある染谷将太くん。
その通り、1度役にのめり込むと抜けないぐらい役に入ってしまうそうです。
よく彼の演技をみた人が「憑依型(ひょういがた)」なんて言いますが、イタコさんみたいですね。
子役時代から業界にいて芸歴はすでに13年。
(9歳のときに映画に初出演しています。)
演技はずっと好きで好きで、時間があれば映画を観ているようで、プライベートも演技の勉強一色と言った感じです。
人によっては「つまらない性格だな。」と言われてしまうかもしれませんが、マジメな人ってわたしは好きです。
まさに、役者ガリ勉タイプと言っても、いいのではないでしょうか?
(敬意をこめて)
そんな演技一色の人生を送っているのですが、同世代の俳優から「芝居ってなに?」と聞かれたときの彼の回答が、ネット上で話題になっていました。
え?そんなこと言っていいの?
この映像をわたしはyoutubeで観たのですが、現在は映像がありませんでした。
それにしても「放送しても大丈夫?」と当時驚いたことを今でも鮮明に覚えています。
それは、俳優デビュー間もない東出昌大くんが染谷将太くんに深刻な顔で質問をしたのです。(プライベートな会話です。)
東出昌大「芝居ってなんだろう?」
少し哲学的な内容ですが、おそらく演技で行き詰っていたんでしょう。
役者としてのキャリアが長い染谷将太くんは、こう答えました。
染谷将太「ハッタリだよ。ハッタリ!」
それを聞いた東出くんは驚いたそうですが後日出演した「ぼくらの時代」という番組では、そのことを楽しそうに語っていました。
東出昌大「たくさんの現場を経験していって、あれ?これってハッタリの感覚なのかなって・・(笑)」
ここでハッタリという言葉がよくわからないあなたのために、染谷将太くんの言うハッタリとは果たしてどういう意味なのでしょうか?
わたしの視点で考えてみました。
役者の本音!
これ、業界のタブーなのかわかりませんが、わたしは「芝居をハッタリだ!」と答えた人を染谷将太くん以外、誰も知りません。
しかし、俳優歴が浅い人の芝居論だったら、ただただ寒いだけの発言として気にならなかったのでしょうけど、子役時代から10年以上もその道を極めたプロフェッショナルの発言なのでその言葉は重いと思っています。
しかも、ハッタリって「嘘っぱち」ということですからね。
はじめて聞いた人はどういうことなんだろう、と思うでしょう。
わたしも同じように思っていましたが、ずーっと考えていたらなんとなく腑に落ちました。
俳優という職業は、架空の人物になりきるということじゃありませんか?
漫画やアニメのタイアップなんかまさにそうですよね。
実態がない人を自分が演じるって、よくわからない。そんな感覚ってたしかにおかしな話です。
だって、他人に完全になりきるなんて不可能ですからね。
行動も性格も近づけることはできても、その人(キャラ)自身になることはムリです。
でも、それを職業として10年以上もやり続けた染谷くんは「完全になりきれないけど、やるっきゃねえ!」と吹っ切れたのではないでしょうか。
不可能だけど、役を演じるということは、ウソつき続けることで、つまりは「ハッタリなんだ」と、芝居の答えを導きだしたのだと思いました。
スポンサードリンクみんなが読んでいる記事はコチラ!